株式会社百花
社員インタビュー 02
INTERVIEW 02 — MARK IS 葛飾かなまち店

『言われたことをやる』から、『自分で考えて動く』へ。

女性初の店長を目指す、若手チーフの成長ストーリー
和久田さんMARK IS 葛飾かなまち店/チーフ
和久田さん メインポートレート
「和久田さんが言うなら着てみようかな」●WAKUDA●「和久田さんが言うなら着てみようかな」●WAKUDA●

こんにちは、百花採用担当です。

今回は、MARK IS 葛飾かなまち店でチーフとして活躍する和久田さんにインタビュー。

就職活動当時は、着物に強い興味があったわけではなかったという和久田さん。百花への入社を決めた理由は、オンライン越しでも伝わってきた「人」の魅力でした。

入社後は、言われたことを着実にこなす一方、自分から挑戦することには苦戦。試行錯誤を重ねながら営業として成長し、現在は自身の成果だけでなく、後輩の接客を支えるチーフを務めています。

そして次に目指すのは、百花初の女性店長。

入社から現在までの成長、接客・営業の面白さ、そしてこれから実現したいキャリアについて聞きました。

顔写真
PROFILE
和久田さん
所属
MARK IS 葛飾かなまち店/チーフ
出身
静岡県
出身大学
関西学院大学 総合政策学部
趣味
サッカー観戦、美術館・博物館巡り、ゲーム(ポケモン)

静岡の自然豊かな場所で育ち、子どもの頃は虫取りをして遊んでいたという和久田さん。恐竜も好きで、今でも部屋には恐竜のフィギュアがあるのだとか。

休日は家で寝て過ごすよりも、外へ出かけることが多いそうです。

性格は「楽天的でマイペース」。

「周りの人が心配していても、“今考えても仕方がないことなら、そのとき考えればいいんじゃない?”と思うタイプです(笑)」と話します。

01

着物ではなく、「人」に惹かれて決めた百花への入社

――就職活動では、どのような仕事を探していたのでしょうか?

和久田:最初から着物業界を志望していたわけではないんです。

ただ、バックオフィスで働くより、お客様と直接関わる仕事がしたいという気持ちはありました。

人と話したり、目の前のお客様に自分自身が関わることで価値を提供したり。そういう仕事の方が自分には合っていると思っていました。

――その中で百花に入社した決め手は?

和久田:私が就職活動をしていたのはコロナ禍だったので、会社との接点もほとんどオンラインでした。

その中で、当時の部長とお話しする機会があったのですが、笑顔がすごく素敵で、人柄に惹かれたことを覚えています。

着物に興味があったからではなく、本当に「この人たちと働きたい」と思えたことが大きかったですね。

今でも社長や部長を尊敬しています。

振り返ってみても、単純にアパレル販売という選択をするのではなく、百花で高額な商品を扱いながら、お客様と深く関わる仕事を選んだことは良かったと思っています。

店頭での接客
02

チーフに求められるのは、「まず自分が成果を見せること」

――現在の仕事内容と、チーフとしての役割について教えてください。

和久田:基本となるのは、着物の接客・販売です。

チーフになったからといって、仕事内容が大きく変わったわけではありません。

売上はもちろん、新規のお客様に対してどれだけ商品をご提示できたか、実際に着ていただけたか、購入の決定につながったかなど、一つひとつの数字を追っています。

そのためには、一度接客して終わりではなく、お客様と密に関わりながら、定期的にお店へ来ていただける関係をつくることが重要です。

――一般スタッフとチーフでは、何が違いますか?

和久田:店長ほど店舗全体のマネジメントを任されるわけではありませんが、役職者になった以上、より一層成果を求められていると感じています。

自分が数字をつくって、

「こうすれば成果につながるんだ」

という姿を、後輩や周囲のスタッフに見せていく。

まず自分自身がプレイヤーとして成果を出すことが、チーフとして大切な役割だと思っています。

03

お客様の「こだわり」を、自分も同じくらい大切にする

――仕事をしていて、やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?

和久田:こだわりが強いお客様への提案が決まったときは、すごく嬉しいですね。

そういうお客様ほど、事前の準備を徹底します。

お客様がどんな色や柄が好きなのかを聞くだけではなく、

「なぜそれが好きなんですか?」

「以前、どんなものを選ばれたんですか?」

と、その背景にあるエピソードまで聞いていきます。

そこで大切にしているのが、お客様が大事にしていることを、自分も同じように大事にすること。

お客様の好みに共感して、価値観を理解したうえで提案することで、少しずつ信頼していただけるようになります。

――信頼関係ができたと実感する瞬間はありますか?

和久田:あります。

普段そのお客様が選ばないような商品をご提案したときに、

「和久田さんが言うなら着てみようかな」

と受け入れていただけると、すごく嬉しいです。

高額な商品を扱っているので、商品知識だけで売れるわけではありません。

「この人の提案なら聞いてみたい」と思っていただける関係性があって初めて、提案できる商品の幅も広がっていくと思います。

お客様へのヒアリング
提案する着物・小物
04

商品を売る前に、「どうすれば心が動くか」を考える

――催事では、どのように接客・販売をしているのでしょうか?

和久田:催事の場合は特に、事前に販売戦略を考えます。

ただ商品を並べて、「何か気になるものはありますか?」と聞くわけではありません。

このお客様には何をご提案するのか。

どんな順番で商品をご覧いただくのか。

どういう会話から入り、最終的にどんな体験をしていただきたいのか。

お客様ごとに販売のストーリーを描いてから接客します。

今は当たり前のように考えていますが、これは入社してから教育を受け、実践を重ねる中で身についたものですね。

営業というと「話すのが上手な人が売れる」と思われるかもしれません。

でも実際には、その場で話すこと以上に、お客様を理解して、どこまで事前に考えられるかが大切だと思います。

05

「頼ってくれたのに、応えられなかった」が一番悔しい

――仕事をしていて、つらいと感じるのはどんなときですか?

和久田:自分自身の販売よりも、後輩のフォローに入って結果につなげられなかったときですね。

今はチーフなので、自分より経験の浅い社員やパートスタッフから頼ってもらうことがあります。

多い日は、1日に
2〜3回
くらい接客のフォローに入ります。

お客様とのコミュニケーションをサポートしたり、着物について補足説明したり、お客様が少し警戒されているときに言葉を添えたり。

クロージングの場面に入ることもあります。

だからこそ、フォローしても結果につながらなかったときは、

「頼ってくれたのに、期待に応えられなかった」

という悔しさがあります。

自分の成果だけを追っていた頃とは、仕事に対する責任の感じ方も変わってきましたね。

後輩の接客をフォローする様子
06

一人にしない。先輩から受けた育成を、今度は後輩へ

――和久田さん自身も、入社当初は先輩からフォローを受けていたのでしょうか?

和久田:かなりフォローしてもらいました。

特に印象に残っているのが、接客でいきなり一人にされることがなかったことです。

呉服業界で10年以上経験しているベテランスタッフや店長が近くにいて、お客様への振る舞いを見てくれていました。

接客後には、

「さっきの言い方はこうした方がいいよ」
「ここではこう動いた方がいい」

とフィードバックをもらっていました。

本当に細かな所作まで指摘されることもありました。

当時はそこまで重要性を理解していなかった部分もありますが、今振り返ると、その細かさが高額商品を扱う接客にはすごく重要だったと思います。

――現在の後輩育成にも、その経験は活きていますか?

和久田:かなり活きています。

私自身がその場ですぐフィードバックしてもらったからこそ、今も後輩の接客で気になることがあったら、後回しにせず伝えるようにしています。

会社からも以前から責任感について評価していただいていました。

お客様に対して誠意を持って対応することも含めて、そういう日々の姿勢を見てもらえたことが、今のチーフという役割につながっているのかなと思います。

先輩・店長と
後輩へのフィードバック
07

「言われたことをやるだけ」では、成長できなかった

――入社してから一番成長した部分はどこだと思いますか?

和久田:一番変わったのは、自分で考えて動くようになったことですね。

入社当初の私は、言われたことはちゃんとやるタイプでした。

でも逆に言えば、「言われていないことを自分からやる」ということがあまりできていなかった。

百花の接客では、お客様によって正解が違います。

だから、「これをやっておけば大丈夫」というマニュアルだけでは成果を出せないんです。

一人ひとりのお客様を見ながら、

「この方には何をしたら喜んでもらえるんだろう?」

と、自分で考えてアクションする必要があります。

そこに慣れるまで、私は結構時間がかかりました。

08

2年目の空回り。「自分が正しい」だけでは足りなかった

――特に苦労した時期はありましたか?

和久田:1年目は研修期間という感覚もあったので、私の中では「勝負は2年目から」と思っていました。

そこで自分なりに考えて動き始めたのですが、今度は結構空回りしました(笑)。

当時は、自分で「これが正しい」と思ったことをやっていたんです。

でも今振り返ると、すごく自分本位だったと思います。

お客様から見たとき、私は「和久田個人」であると同時に、「百花というお店のスタッフ」でもあります。

自分の行動一つが、お店そのものの評価につながる。

そこまで考えられていませんでした。

――現在はどのように変わりましたか?

和久田:今は自分だけではなく、周りがどうすれば働きやすくなるかまで考えるようになりました。

必要であればマニュアルを用意したり、後輩が困っていないかを見たり。

「自分が成果を出せばいい」というところから、「店舗として成果を出すにはどうすればいいか」という考え方に変わったと思います。

09

成果につながり始めた3年目。そこで初めてスイッチが入った

――自分自身の成長を実感したのはいつ頃でしたか?

和久田:3年目くらいですね。

正直、入社してから「簡単にできた」と思える時期は一度もありませんでした。

でも3年目になって、ようやく自分で考えて起こしたアクションが、成果につながる感覚が出てきたんです。

そこで、

「もっと頑張ってみよう」

と、自分の中でスイッチが入ったように思います。

だから今は、若いうちからどんどんチャレンジしていいと思っています。

すぐに成果が出なくても、最初の3年くらいは下積みだと思って、試行錯誤する。

自分なりに創意工夫して、やり続けること。

それが後から大きな差になってくると思います。

店舗でのミーティング/チームの様子
10

目標は、百花初の「女性店長」

――チーフになった今、次に目指しているものを教えてください。

和久田:まずはチーフになったばかりなので、今任されている役割をしっかり全うすることです。

その先では、店長を目指したいと思っています。

百花にはまだ女性の店長がいないので、できれば私が一人目になりたいです。

まだ男性が中心になっている部分もあるので、

「女性でも店長として活躍できる」

ということを、自分が成果を出すことで見せていきたいですね。

――いつ頃までに実現したいですか?

和久田:5年以内を目標にしています。

ただ、役職に就くことだけが目的ではありません。

売上でしっかり店舗に貢献して、周囲から信頼される店長になりたい。

自分自身が成果を出しているからこそ、後輩からも「この人についていきたい」と思ってもらえると思っています。

成果でも、人としても、信頼される店長。

そこを目指していきたいです。

MESSAGE
就活生の皆さんへ

自分の好奇心を信じて、難しいことにも飛び込んでほしい

和久田さん 笑顔
――最後に、就活生へメッセージをお願いします。

和久田:最初に伝えておきたいのは、百花の仕事は決して「楽で華やかなだけの仕事」ではないということです。

高額な商品を扱いますし、お客様一人ひとりと深く関わるからこそ、考えなければいけないこともたくさんあります。

私自身、入社してすぐ何でもできたわけではありません。

自分から動けなかったり、空回りしたり、なかなか成果が出なかったり。

それでも試行錯誤を続けてきたから、今チーフという仕事を任せてもらえていると思っています。

だから就活生の皆さんにも、自分自身の好奇心や興味を信じてほしいです。

「ちょっと面白そう」
「難しそうだけど、やってみたい」

そんな気持ちを大切にして、自分で選んだ道に飛び込んでみてください。

百花は、言われたことだけをこなすのではなく、自分で考えて、チャレンジする人が成長できる環境だと思います。

自分の人生だからこそ、自分が興味を持ったものを信じて進む。

そんな方と一緒に働けたら嬉しいですね。

NEXT